HHKB vs リアルフォース!静電容量無接点方式キーボードを比較してRC1を購入した理由
2025年7月12日
経緯
長時間のプログラミングや文章作成をしていると、キーボードの打鍵感の良し悪しが作業効率に直結すると感じるようになりました。 これまで一般的なメンブレン式やメカニカル式を使っていましたが、疲労感やキーの反応のばらつきが気になってきたため、静電容量無接点方式の高級キーボードを検討しました。
候補に挙がったのは、次の2ブランドの定番モデルです。
- HHKB Professional Classic
- リアルフォース(Realforce)シリーズ
静電容量無接点方式とは?
静電容量無接点方式は、キーが底打ちしなくても反応するため軽いタッチで入力可能なのが特徴です。 また、耐久性が非常に高く、1億回以上のキー押下に耐えるとも言われています。 打鍵音が静かで、オフィスや夜間の作業でも周囲を気にせず作業できるのが魅力です。
比較したキーボード
1. HHKB Professional Classic
- 特徴:コンパクトな60%配列(Fnキーとの組み合わせで操作)、ミニマルデザインでデスク周りがスッキリ、打鍵感が非常に軽く、長時間でも疲れにくい
メリット
- キー配列が独特で、慣れると高速タイピングが可能
- カラーリングやシンプルな見た目が美しい
デメリット
- 矢印キーやFキーが独立していないため、慣れるまで使いにくい
- 価格が3万円前後と高め
2. リアルフォース R3シリーズ
- 特徴:日本語配列やテンキーレス、フルサイズなど多彩なラインナップ、静音モデル・キー荷重変更モデルが豊富、タクタイル感のある打鍵感が人気
メリット
- キーの押下圧(30g, 45gなど)を選べるモデルあり
- 実務用途(Excel、プログラミングなど)に適したキー配列
- 高級感のあるデザイン
デメリット
- サイズがやや大きく、デスクスペースを圧迫することもある
- HHKBより重めの打鍵感(好みが分かれる)
3. リアルフォース RC1(購入モデル)
- 特徴:R3シリーズよりさらにコンパクトな設計、シンプルな87キー配列(テンキーレス)、質感の高いデザインとカラーバリエーション
メリット
- HHKBに匹敵するコンパクトさ
- R3譲りの安定した打鍵感
- デザインが上品で、デスク映えする
デメリット
- HHKBほど軽快ではなく、好みによってはやや硬めに感じる
- 価格は3万〜4万円とやや高い
最終的にリアルフォース RC1を選んだ理由
- コンパクトさ:テンキーレスでHHKB並みに省スペース
- 打鍵感:適度なタクタイル感があり、長時間タイピングでも疲れにくい
- 見た目の美しさ:必要最低限のコンパクトさでミニマリストになった気分
- キー配列:一般的なキー配列でハードルが低め
使用してみた感想
実際に使ってみると、キーがスッと沈み込む独特の感触が非常に心地よいです。 また、HHKBよりもキー配列に癖がなくすぐに慣れることができました。 当初想定していなかったのですが、打鍵の際の音が静かだったことです。キーキャップにクッションがついているような感覚で音も心地いいです。
静電容量無接点方式のキーボードは価格は高めですが、プログラミングや文章作成が多い方にはぜひ一度試してみることをおすすめします!